逆指値注文

逆指値注文は損益を減らす事を目的とした注文方法です。

自分が損をしてしまうような不利な条件を指定してそれ以上の損益を出さないような取引を行なう場合に用いられる注文方法です。

『値段が一定まで下がったら売る』『値段が一定まで上がったら買う』というような少々マイナスなイメージの取引の注文ですが取引を行なう場合には許容範囲以上の損益を出さないような取引を行なわない為の注文なのです。

では実際にはどのように逆指値注文を行なうのでしょうか?

『損失を限定する逆指値注文』~ストップロス注文~

市場の動向と言うものは誰にも予想の出来ないものです。取引で損益が生まれてしまうと言う事は避けられない事であると言えるでしょう。

そこで逆指値注文を行なう事で『最大損失を事前に予想』しておく事が出来るのです。

逆指値注文なし:1日間放置し売却した場合

1ドル/100円の時に1万ドルの買い(100万円)

↓↓↓(市場の流れにより1日で5円の下落)↓↓↓

1ドル/95円の時に1万ドルを売る。(95万円で売却)

この取引では5万円の損失…

逆指値注文あり:逆指値注文(1ドル/99円)

1ドル/100円の時に1万ドルの買い(100万円)

↓↓↓(市場の流れにより1ドル/99円になった時点で取引)↓↓↓

1ドル/99円の時に1万ドルを売る。(99万円で売却)

この取引では1万円の損失…

このようにもし市場が1日でこのような動きになってしまった場合には事前に逆指値注文をしておけば損失は1万円に防ぐ事が出来るのです。

このような資産を守るような注文方法が逆指値注文(ストップロス注文)では出来るのです。

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