投資を行なう上で取引時間というものは重要な要素と言えるでしょう。

それは投資だけを行なっている専業の個人投資家であれば取引時間を気にする必要は無いのですが、サラリーマンには投資の時間帯を作るのは少々難しい事と言えるでしょう。

ではＦＸの取引時間はどのようになっているのでしょうか？

ＦＸは基本的に市場は２４時間動いています。それは日本の市場が取引を終えていても他の市場では取引が動いているので取引が２４時間行なえるのです。

例えば、東京の取引が日本時間８：００〜１８：００

香港、シンガポールが日本時間９：００〜１９：００

フランクフルトが日本時間１５：００〜２：００

ロンドンが日本時間で１６：００〜３：００

ニューヨークが日本時間で２１：００〜６：００（サマータイム２２：００〜７：００）

ウェリントンが日本時間で５：００〜１５：００

というように２４時間の中でどこかの市場が常に取引を行なっています。

このように２４時間外貨取引が出来ると言うのには様々なメリットがあります。

２４時間市場が開いているのですから時間に余裕の無いサラリーマンでも自分の空いた時間を選んで取引を行なえます。

この事からも他のＦＸは資産運用に比べて非常に取引の自由度が高く、利便性の高い資産運用といえるでしょう。

取引時間を中心に考えれば２４時間動いているＦＸ市場では常に市場が動き、常に取引を行なうチャンスがあるのですが、ＦＸの取引は常に平均して動いているわけではありません。

２４時間の中でも取引には浮き沈みがあり、『取引が頻繁に行われて市場が大きく動く時間帯』というものがあります。

それが各為替の発行を行なっている政府の出す経済指標です。

例えばドル／円の取引を行なっている場合にはアメリカと日本の経済指標が発表される時間帯の後では一日のうちに最も取引が多く動く時間時間帯があります。

可能であれば両国の経済指標の発表タイミンを図って取引を行なう事で有意義な取引が行なえるのです。

このように２４時間開いている市場と言っても何か重要な発表が行なわれる前後なので市場は大きな動きがあるという事も覚えておくと良いでしょう。